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食道園 (大阪)[しょくどうえん] 食道園(しょくどうえん)は、大阪市中央区に本社を置く焼肉を中心とするレストランのチェーン店である。 == 歴史 == 1946年(昭和21年)、江崎光雄(朝鮮名:林光植〔(21)焼き肉とホルモン 苦労が生んだ“日本食” 〕)が千日前に食堂「食道園」を開業した。開業当時は平壌冷麺や焼いた鶏肉を出していた。当初は食糧難の時代であり牛肉の入手が難しかったが、やがて鶏肉から牛肉へと切り替わっていった。1952年(昭和27年)には法人化し、「株式会社食道園」となった。高度成長に入った1960年当時の焼肉メニューは、カルビ、ロースのほか、ミノ、レバー、センマイなど約30種類になっていた〔。熱い肉を冷まして早く食べられるようにと、醤油だれをつけて食べるスタイルを考案し、これが現在の焼肉のルーツとされる〔。この頃の常連客には力道山や美空ひばりらがいた〔。 1967年(昭和42年)千日前通の拡張工事にともない、宗右衛門町へと立ち退き移転し、翌1968年(昭和43年)に現在の本店ビルが完成した。「焼肉弁当」を考案し、1970年(昭和45年)の大阪万博に出品したところ、1日の売り上げが6500食分の大ヒットとなり、これをきっかけに焼肉が一般にも認知されていった〔。1967年(昭和42年)に北新地店を開業したのを皮切りに、関西一円に店舗を開き、2014年現在で12店舗が営業する。 2013年(平成25年)、大阪市によって宗右衛門町の本店ビルが、大正時代から高度成長期にかけての魅力ある建物である「生きた建築ミュージアム」に選定された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「食道園 (大阪)」の詳細全文を読む
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